スズキ・バンバン御一行様にご来遊頂きました。
2010年4月10日
前回の雨のツーリングとは違い最高のツーリング日和の出発です。
幹事のオオバさんもこのバイクでは最後のツーリングだそうです。既に自宅には大型バイクが・・・このバイクの手入れの良さは驚きです。エキゾースト・パイプ以外の所はまるで新車の4年目・・・
お洒落な新品ブーツはレッドウイング?それともCLARKS、ティンバーランドか・・・
黒のスズキ・バンバンは既に手放したようです。・・・そうですあれから既に4年が経過・・・バイクとウエアーの間にはワイヤーが・・・という事は転倒時に身体を守るライフ・ジャケット・・・胸の位置に圧搾空気の入ったタンクがセットされてます。転倒時にワーヤーがボンベのピンを抜きますと、一気にウエアー全体に空気が流れ込みハリセンボンみたいに膨らみます。特に首周りの保護のためのエアーマフラーは優れものです。
いつもながら心配になるのがプックリ膨らんだ身体がコロコロ転がって崖の下に落ちたり。対向車線に転がって行ったりしないのでしょうか?衝撃の際に一瞬膨らんで後は車のエアーバッグよろしく少し圧が抜けるのでしょうか・・・
ハーレーだぞ--”そんなサウンドで辺りを威嚇しているのですから・・・本人はいたって穏やかに、にこやかに・・・何もない様に静かに静かに・・・
水陸両用バイクだとみんなから冷やかされてます。意外や収納スペースはマフラー上の同じような形の筒の部分のみだそうです。このバイクは一体何でこのような形になったのでしょうか?特殊な能力もないようです。2輪駆動とか、パイプワークの中に釣り竿収納とか、シート下に水タンク・スペースを作って生き餌をを入れて走れるとか・・・リーヤーシートをひっくり返すとまな板になってポンプ式の水道蛇口も出現・・・マフラーでは目玉焼きが焼けるとか・・・魚のウロコや目玉焼きの跡がマフラーに付いていたりする、そんなバイクだと面白いのですが・・・
本日は最高のツーリング日和です。・・・ですから何故かしら笑いがこみあげてくるのです。楽しいのです。嬉しいのです・・・
まさしく日本の匠の技の色合いではありませんか・・・輪島漆器バージョンはヤマハの今なお人気のシングルエンジンモデルなんです。モダンレトロの先陣を切ったバイクだと思います。当時は前輪がディスクブレーキにすべきかドラムブレーキすべきか?そんな事が盛んに論じられた様な記憶があります。どんなライディング・スタイルをも受け入れてくれる幅広い層を楽しませてくれる貴重で素敵なバイクなんです。オーナーもそんなバイクに満族気のようです。
一年落ちの新車もどきはピカピカです。今日はカラスの濡れ羽色の渋い黒に春の日差しを反射させながら走るのです。いつもながらホンダのインライン4気筒サウンドはジャパンサウンドなんです。・・・最近はいろんなカバンが市販されている様でゴムバンドでぐるぐる巻きに荷物を積む姿を見る事が少なくなりました。安全安心のしっかり固定の荷物バッグはツーリングの必需品のようです。
ヘルメットシールドの中から笑い声が聞こえてきましたが・・・スモークのシールドはその笑顔を隠してしまってます。
天気が良いせいなのか皆さん何故か楽しそうに出発していきました。気を付けてお帰り下さい。
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