ビンテージ・トライアンフ
大正時代に輸入されたトライアンフが現役バリバリの走行でやってきてくれました。
《動画》大正時代のトライアンフ500ccエンジン始動
2010年11月
走りだす前にハンドル回りのいろんなレバーを操作してますオーナーです。すごく幸せそうなんです。ルミックス・カメラで動画を撮り損ねてしましました。残念至極・・・
ハンドル回りの操作系は7か所にも及ぶのです。
ビンテージバイクの駐車に欠かせない段ボールです。
この大正時代のバイクは既にトリップ・メーターを装着なのでした。メーター上部のリセットボタンがなんとも時代なんです。
フロントフォークの近くに取り付けられてます登録証は静岡県、しかも文字は右側から書かれてます。
ヘッドライトの光量は少し物足りないようです。
前輪車軸からスピード・メーターにスピードを取り出すギアーだそうです。現代のBMだとこの形はABSのシステムを思わせます。
チェーン駆動になる前はベルト・ドライブだったそうです。大きなプリーの円周を利用してブレーキもセットされていたそうで、チェーン駆動になってもブレーキのシステムはそのままで大きなプーリーが残っているのだそうです。
松葉つえフォークはブレーキング時にノーズ・ダイブするのでしょうか?一応発電機も装備、ライトはガス・ランプ式ではないようです。
いろんな所にボタンやノブやら、ちなみに500ccで3速で15馬力程度みたいです。
震動でバックミラーが緩むのでしょうか、走りながら増し締め出来るようにレバーの付いたナットが装着です。
フレームは実に頼りない感じですが、この時代のパワーとスピードには十分なのでしょうか。
リヤー・フェンダー下部にはセンター・スタンドをはね上げた時に固定するネジが付いていました。嬉しくって、楽しくって笑いがこみあげてくるようなナンバープレートの数字なんです。ちなみにタイヤは現在でもイギリスの方から入手可能のようです。さすがにイギリス、モーター文化の層の厚さを感じさせるのです。
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